幻視と洋館

作詞・作曲:十竜
歌:鏡音リン


日が暮れた頃に 涙を流した
愛されないまま 声を荒げた

少女は笑って蔑み見つめる
閉じ込められた箱入りの娘

『ああ、僕は、もう消えてしまって』
「ねぇ、あなた、さあおやすみなさい」

やいやい動き出せ やいやい騒ぎ出せ
居場所はどこにもない 足音逃げていく

夜が明ける頃には静かな部屋
仄かな香りに皆、息を殺す

足音がひとつだけ鳴り響いた
人影は迫り来る、走り出した

「ああ、一人だけ逃れたようだ」
「さあ、ここで、皆おしまいだ」

やいやい嘆きだせ やいやい踊りだせ
逃げ場はどこにもない 静かに風が吹く

やいやい笑い出せ やいやい騒ぎ出せ
傷跡どこにもない 扉が動き出す

「遊びましょ」

やいやい光りだせ やいやい逃げまどえ
「古びた洋館へ さあさあこんばんは」