ゼンマイ鳥と歯車籠

作詞・作曲:十竜
歌:鏡音リン


足音がいた 朝の中で
間違いを探す 傾いた
扉の奥で 歯車が止まった
時計の針だけ

始まりの鐘と ありふれた機械が
錆びた回線を 踏み潰していた
欠片の源が 海に落ちた
心音と触る

ネジマキが回った 歯車が回って
朽ち果てる様に さあ
果てさせない様に 落ちていく様に
聞こえない声で さあ

途切れた電送 狂った歯車が
消えない肖像の 裏、文字を打った
何かの姿 人、落ちていった
ゼンマイは揺らぎ 

白く変わった 足音が鳴った
ガラクタといる 扉が騒ぐ
悴んだ輪唱 そんな言葉が
掻き回す心臓

ネジマキと回った 歯車が回って
心音の中で さあ
暗がらない様に 落ちていく様に
惑わせた声で さあ

些細だ 些細な
ばらした かざした

ネジマキに回って 歯車と回って
打ち溶けない様に さあ
変わらない様に 開けられない様に
砕けてった世界 さあ

ネジマキが止まった 歯車が止まって
朽ち果てていって さあ
不確かなままで 嘘だけのままで
落ちていくままで さあ